[Book]マッキンゼー流入社1年目ロジカルシンキングの教科書

要約

大事なことはマッキンゼーが教えてくれた!

なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?
その秘密はマッキンゼーの新入社員研修にあった。
本書ではマッキンゼーの厳しい新人研修を著者のエピソードと共に紹介しながら、
そこで叩き込まれるマッキンゼー流問題解決の基本を解説する。

実績、ブランド力ともに世界最強のコンサルティングファームであるマッキンゼー&カンパニー。
企業としての知名度もさることながら、各界で活躍するマッキンゼー出身者の多さでもよく知られている。
大前研一氏はもちろんのこと、勝間和代氏(経済評論家)、南場智子(ディー・エヌ・エー前代表取締役兼CEO) 、
高橋俊介氏(慶應義塾大学大学院教授) 、茂木敏充氏(衆議院議員)など、数え上げたらきりがないほどだ。
また、マッキンゼー出身者に共通するのは、その在籍年数の少なさだ。
社員の平均在籍年数は3年~5年とも言われる。
つまり、マッキンゼーに入社した社員は、数年以内にビジネススキルをマスターし、
結果を出し、独立・起業など次のステップに進む風土の会社なのである。

しかし、なぜたった数年のコンサルティング経験しかないのに、
マッキンゼー出身者は独立後、各業界で活躍するほどの能力を身につけることができるのだろうか?
その秘密は、マッキンゼーの新入社員研修やその後のOJT(実地研修)にあった。

本書では、このマッキンゼーの「新人研修」で叩き込まれる問題解決のエッセンスを紹介しつつ、
マッキンゼー出身者が各業界で大活躍している秘密を解明していく。
本書を読むことで、誰もが短期間で「問題解決手法」をマスターすることができるだろう。
また、記念受験にも拘わらずマッキンゼーに入社してしまった著者が、
様々な失敗を経験しながらも一流コンサルタントに成長していくエピソードと共に解説してあるため、
数あるマッキンゼー本の中でも、最も敷居が低く、「これなら私にもできる! 」思える一冊である。

Amazonより

目次

第1講義 マッキンゼー流 プロフェッショナルの流儀
第2講義 マッキンゼー流 問題解決の基本プロセス
特別講義 マッキンゼー流 フレームワーク入門キット
第3講義 マッキンゼー流 情報の取扱い力
第4講義 マッキンゼー流 問題解決力を高める思考術
第5講義 マッキンゼー流 自分力の高め方
第6講義 マッキンゼー流 プロジェクトで結果を出す力
第7講義 マッキンゼー流 プレゼンの技術



感想

マッキンゼー流の本物の論理的思考とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えを持ち)、ロジカルに展開する(わかりやすく伝える)」
上記を実現するための3つのステップとして、
1. 前提を自分でちゃんと確認する(それは本当?)
2. 深く根拠を調べて伝える(〜だからそうだよ)
3. 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)

の基本動作に関する必要性や実行方法を具体例を交えて紹介している。

また、論理的思考能力を高めることの重要性とともに、非論理的思考能力もビジネスにおいては必要であると述べている。本書では、一瞬のひらめきやビジネスのアイディアを非論理的思考、そのひらめきやアイディアをビジネス化するために周りを巻きこみ説明する力を論理的思考としている。

あまり、ビジネスにおいて、「論理的思考能力を働かせ・・・」と意識することはないだろうが、ある程度基本動作として身につけることで、仕事の役に立つのではないかと思う。

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